厄除け

厄年に神様や仏様に手を合わせてお願いすることは、厄除けとしてとても重要です。

神社や仏閣へは、できるだけきちんとした格好で出かけて厄除けるすようにしましょう。

もし、伝統的な厄除けを本格的に行おうと思うのなら、厄除け祈願をしてくれる神社や仏閣に出向てみてはどうでしょう。

厄除けとして有名な神社・仏閣は次のものが挙げられます。

大本山成田山新勝寺（千葉県成田山）
薬王寺（徳島県海部郡）
三仏寺（鳥取県三朝町）
喜多院（埼玉県川越市）
出雲大社（島根県簸川郡）
大宰府天満宮（福岡県太宰府）
新宮神社（高知県南国市）
医王山光蔵寺（愛媛県今治市）
金毘羅宮（香川県琴平町）

等があげられますが、自分の住む身近な地域の神社や仏閣へ出かけることも大切です。

厄年と時の年

厄年と時の年の迎えたかはどの様にしたら良いのでしょうか。

まず、厄年の前年の大晦日と当年のお正月に神社へお参りをします。

神社では、厄除け祈願のお守りを買います。

祈願料を奉納し厄祓いをして、厄を祓ってもらいます。

神社で櫛や手ぬぐいなどの小物を故意に落として厄を落とすとも言われています。

小正月（１月１５日）や節分に再び正月を祝い、厄年を送り出す、年重ねの祝いをします。

このような事柄を行って、厄除けをするようです。

そして日常生活において厄を落とすことも大切です。

家の中にたまっている厄（ケガレ）を落とします。

住まいの厄を落とすにはトイレ、浴室、洗面所、キッチンなどの水まわりを綺麗に保つ事が大事なようです。

掃除した後には、それぞれの水場に盛り塩をしておくといいようです。

特に玄関は、家に出入りする人が、外から持ってきた厄を落とす空間ですので綺麗にしましょう。

厄年の年齢

無宗教の人でもどうしてもその年齢になると気になるのが「厄年」ではないでしょうか。

厄年とは、災難や障りが身に降りかかりやすい年の事を言うようですが、身体の調子が悪い、今までうまくいっていたのに急に人間関係でもめるようになった、お金の事での苦労が絶えない、事業や商売が思い通りに発展しないなど、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢といえます。

人生の転機や節目の年・・・
とともに今までの答えがハッキリ出る年ののうです。

現在の厄年は江戸時代に始まり、江戸から明治の時代にかけて確立されてきたといわれています。

厄年の年齢は「数え年」が用いられます。

厄年は、

男性では二十五歳、四十二歳、六十一歳
女性は十九歳の、三十三歳の、三十七歳

にあたり、前後の年が前厄・後厄と言われます。

特に男性はの四十二歳、女性は三十三歳が、厄の中でも一生の大厄とされています。